うんうん、そうだね

前項は、「思いやりが論理を育てる」がテーマだったが、この項のテーマは、

「思いやるふりをして己の論理力を鍛える」 ・・・だ。

あまり言い方が良くないので、タイトルは「うんうん、そうだね」に変えておいた・・・( ´・ω・)
(と言っても、本当に相手を思いやる気持ちがあるべきとは言うまでもない。)

では、「思いやるふり」とは、どういう意味か?
例えば、人と何かしらの会話や意見交換をしていたとする。
その時、相手の話を遮ってはいけない。とりあえず相手の目を見て、

「うんうん、そうだね。」

と言っておく。これが「思いやるふり」だ。
その間、自分は何をしているかと言うと、
相手の話を聴き、その話と結び付く過去の経験や知識を、より多く脳の深くから拾ってきて
とにかく繋ぎまくる作業をするのだ。

相手の話を途中で遮って、言いたいことを予測し
自分の意見を言ってしまうというのは、よくあるパターンだが、
ハッキリ言って、主張も根拠も浅い発言となることが多い。

テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」なんかを見てると良く分かるw

ビートたけしのTVタックル

他の出演者は勝手に人の話を遮って自分の主張を言いまくるのだが、
その時の主張は「何言ってんだ?こいつwww」程度のものだ。
逆に、その間、ビートたけしはほとんどしゃべらない。じっくり聴いている。

さすがは世界の「北野武」だw

予測でものを言うのではなく、相手の話をじっくりと聴き、
己の経験と知識をより多く結び付けることで主張と根拠をより強くするのだ。(`・ω・´)

これによって、論理思考はより鍛えられ強固となっていく。
ぜひ、実践してもらいたい。

まぁ、そもそも相手の話を遮るとか失礼だしね。