速読・多読・精読

本を読む際には 多読精読 を使い分けるとよい。

多読と精読の違いは、まぁ読んで字のごとくだが、簡単に言えば以下のようなものだ。

多読 本をたくさん読むこと。いろいろな本を多く読むこと。
精読 くわしく読むこと。こまかな点まで注意深く読むこと。
『日本国語大辞典』より抜粋

精読 は、前項「本・新聞の読み方」で解説したとおり、ペンを持って読むのが基本だ。
他にも指示語を意識した読み方なども紹介しているので、そちらを参照してもらいたい。

しかし、全ての本を精読していると、やはり時間がかかる。
当然、読める本の絶対量が少なくなるので、知識量を増やしたいなら多読も必要だ。

多読 の弱点は読んだ内容が記憶に残りにくく風化しやすい点だろう。
なので、多読で気になった本は精読に切り替えるなどの方法もある。

だが、より効率的に多読をするならば、速読を身につけるのがよい。

速読 というのは、読んで字のごとく本を速く読む技術だ。
単に速く読むだけではない。普通の読書よりも記憶の定着率をあげた上で速く読むのだ。

速読なんか俺には無理だーーー

とか、思ってる奴にハッキリ言っておこう。

まじめにトレーニングすれば、凡人だろうが誰でも速読はできる!

最低でも3倍速以上は絶対に可能だ。人によっては10倍速以上いける。

だが、重要なのは「まじめに」って部分だ。

こちらの記事でも書いたように「面倒くさがる奴は頭は良くならない」
まじめにトレーニングしないと無理だ。

かと言って、書店で売ってるような速読に関する本など読んでも、まぁ無理だ・・・

できれば、速読専門の教室で教えてもらうのが良いのだが、それも難しいだろう。
なので、頼りは通信講座だ。

ちゃんとした通信講座であれば、トレーニングによって速読は十分身につく。

とりあえずのお勧めは、日本速脳速読協会 という教室の通信講座だ。

日本速脳速読協会は、NHK他、多くのTV番組で紹介されているので知ってる人もいるかもしれん。

速読ソフトの画面図

速読教室へ行っても、PCや本を使ってトレーニングするのだが、この教材は、それと同じ内容を収録しているPCソフトだ

← そのうちの画面の一部
だいたい、こんな感じの教材だ。

日本速脳速読協会の通信教材(代理店)のページ
 

内容は実際に日本速脳速読協会の教室にあるパソコンと同じ。つまり、講師がいないだけで、
やることは教室に通うのと同じことができるってことだ。実に (・∀・)イイ

まぁ問題は多少、値段が高い ということかもしれん。

と言ってもまぁ、それだけの価値はある。
少なくとも、全く効果がなくて途中で飽きる書店の本よりはイイ。


また、多読と速読の重要性を説いている以下の書籍もお勧めしておこう。
この本は「速読塾」と書かれているが、速読に関する技術はほとんど書いてない。( ´・ω・)

だが、本を読むということが如何に重要かを再認識させてくれる本だ。
本を読みたくなる本といえるかもしれん。おススメだ。読め。(`・ω・´)