発想力の鍛え方

発想力を鍛えるのに最も効率的な手段は
あらゆる事象に対して「疑問を持つ」ということだ。

疑問とは自然と沸いてくるものだが、もっと意識的に疑問を持つよう心がけたい。

子供が思いつくような簡単な疑問でもいい。
例えば、

「空はなぜ青いのか?」

空の図

のような疑問でもいいのだ。
そして、疑問に対する行動としては、

  • 知識量を増やすなら、辞書や事典で調べる
  • 発想力を鍛えるなら、まず自分の中にある知識だけで答えを導き出す

という行動を起こす。そして、重要なのは、

あらゆる方向性から疑問に対する答えを導き出す

ということだ!

例えば、上記の「空はなぜ青いのか?」という疑問に対して、
ある程度、科学的な知識を持っているならば、

太陽の光が地球の大気に当たった際、波長の短い青は、光の波長よりも小さい大気の微粒子に当って散乱する。波長の長い赤は・・・うんたらかんたら・・・

のような答えが出てくるかもしれない。
だが、これだけでは発想力を鍛えることにはならない。

科学的な知識が乏しいなら、なおさらだ
(その場合は、辞書や事典で調べて、知識量を高めればいい)

もっと、あらゆる方向性から考えるのだ

例えば、哲学的な方向から答えを探るなら、

  • 空が青いのではなく、青いのが空である
  • 空が青いのは、海を美しい青色に染めるために青いのである

のような答えが出てくるかもしれない。

さらに、形而上学的な考え方や天文学的、歴史学的な考え方をすれば、

  • 「空」とは何をもって「空」というのか、「空」の定義とは?
  • 「空」とは、どこからどこまでを「空」というのか?
  • 「空」はいつの時代から青いのか?

レオナルド・ダ・ヴィンチのノート

といった新たな疑問に発展していくかもしれない。

このように疑問に対して、

  • 今、自分が持っている知識だけで答えを導く
  • 疑問に対する疑問に対してさらなる答えを探る
  • あらゆる学問を含めた、いろいろな方向性から答えを探る

といったことを普段の何気ない生活の中で自然と行っていけばよい。

まぁ、意識的に行う場合のおすすめは、
街を歩く時、風呂、ご飯時、夜の眠りにつく前のベッドの中などだろう。

俺が思うに、レオナルド・ダ・ヴィンチはこうして天才となった。

目標は レオナルド・ダ・ヴィンチ だ!